ノールックパット
「ハンマー打法」と関係ありませんが、パットも自分なりに考えて、かなり変わった打ち方をしています。
パットをするときに「ボールを見ないで」打つんです。
じゃあ、どこを見てるかって?
「ボールを止めたいところ」つまり「ここまで転がす」という場所を見て打ちます。
これは僕のオリジナルではありません。
プロゴルファーでは、以前に女子の飯島茜選手が「ノールックパット」やってました。
最近では、ジョーダン・スピース選手が「ノールック」で打ってます。
マーク金井さんが解説してます。
http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=9233
僕が「ノールック」を始めたのは、2つのポイントで悩んでいたからです。
1.ショートパットをショートする。
2.ロングパットの距離感があわない。
まず、1 の「ショートパットをショートする」理由ですが、人間はボールを見て打つとインパクトの瞬間に「当たる!」と思って、無意識に手にブレーキをかけてしまうそうです。
これが原因で、50cm の パットをショートして、30cm しか転がせなくなるんです。
最初に習った、ゴルフのインストラクターが「プロゴルファーはパットのインパクトの瞬間はボールを見ていない。」
と言ってました。
プロは「インパクトの瞬間」には「目だけ」50cm とか 1m とか先を見ているそうです。「打ち出し方向が正しいかどうか」見てるんでしょう。
しかし、絶対に頭は動かしません。
重たい頭を動かしてしまうと。軸がぶれて、ちゃんとヒットできないそうです。
なので、「アマチュア」は「頭を動かさないために」ボールを最後まで見て打つほうが「一般的に」いい結果になるようです。
しかし、ボールを見続けていると「無意識のブレーキ」が問題になります。
だったら、、、。そうです、カップ方向を見たまま打てば、頭も動かないし、無意識のブレーキも関係ありません。
(見てないんだからいつインパクトするかわかりません。ブレーキのかけようがないです。笑、)
50cm の平坦なパットなら、カップの先50cmぐらいのところを凝視して、「ここまで打つ」と思ってパットします。
これをやり始めてから、50cm パットをショートしてしまうことがほぼ皆無になりました。
\(^O^)/。
2の「ロングパットの距離感があわない。」のが原因で、ちょっと遠いとすぐ3パットしてました。
当初は、歩測して「何歩だからふり幅はこれくらい」と考えて打ってましたが、
ロングパットって、そうそう練習できないし、歩測しても、どれくらいの強さで打てばいいか、良くわからないんです。
で、WEB を見ていたら、「ロングパットの距離感でなやんだらカップを見て打つ練習しましょう」と書いていました。
また別の WEB に、「(伝説のプロバスケット選手の)マイケル・ジョーダンは、ゴルフも上手くて、パットのときはボールを見ないで打つ。」
とも書いていました。
ジョーダン曰く「バスケットのフリースローでボールを見てシュートするバカはいない。リングを見て投げるだろ!」
だそうです。
藁をもすがる思いで、「ノールック」にトライしたところ、距離感が合う合う!
\(^O^)/
それ以来、歩測は一切やめて、「ノールック」一辺倒です。
歩測してふり幅決めても、ヘッド見てないのでわかりませんから。笑。
それより自分の勘ピュータを磨くほうがいいと思ってます。
おかげで3パットは減りましたね〜〜。
一番難しいのは、2m 〜 3m の中くらいの距離ですが、その距離は入らなくて当たり前、と割り切ってしまえば、どおってことはありません。
(^^;;
もちろん、ノールックパットはそれなりの練習が必要です。
3年間ぐらい、毎朝、家のキッチンにしいた、2.5m のカップのないパターマットで、
10球くらいコロコロ転がして会社に出勤していました。
平均40前後だったパット数が、最近は 32〜33パットぐらいに減りましたよ。
\(^O^)/
ちなみに、「ヘッドを見ないで打ったら、まともに真っ直ぐ転がらないんじゃ、、」と思うでしょうが、
パットにおいて、ヘッドの向きと、ヘッドの軌道が転がる方向を決める割合は、89% 対 11% だそうです。
なので、ヘッドの向きを注意深く合わせたら、あとはその向きを変えないように(感覚で)注意しながら
ヘッドの軌道はあまり気にせずに振ってOKです。
見ないで振ってもとんでもない角度でヘッドが動くことはありません。
もちろん最初は不安になりますが、少し練習すればすぐにそれなりに打てるようになります。
確かにパターの芯で当たる確率は少し下がりますが、芯を外して転がる距離が変わるより
下手くその距離感の方が大きくずれているので、「止めたいところ」を見て打つほうが結果として良く寄ります。
経験上。3パット確実に減りましたから。(^^;;
------ ブログ記事 ------
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ノールックパット 7
パター、グリップの握る位置