新々ハンマー打法の基本
やりたいことは、
・左腕とシャフトは常にスイングプレーン内
・フェースは常にスイングプレーンに対して垂直
です。
この2つを実現するためのポイントはおおまかに言って3つあります。
1.右手を超フックグリップ。スクエアグリップからフック方向へシャフトを軸に90度回転。
2.超ハンドアップ。アドレスで後方から見て左腕とシャフトが一直線。
3.スイング中、右手は手のひらを常にスイングプレーン内に入れておき回転させない。
この右手の「超フック」と「手のひらを常にスイングプレーン内に入れておき回転させない。」
ことが、元祖ハンマー打法、新ハンマー打法と共通です。
ただし左手は、元祖ハンマー打法ではベースボールグリップで右の手のひらと平行(向かい合わせに)
になりますが、僕の新々ハンマー打法では右手の平と90度またはそれ以上開く方に逆に回転しています。
スイングの最中に「フェースを回転させない」のが僕にとって一番大切なことなので、この形になってます。
元祖ハンマー打法と同じグリップも試してみました。しかし、超フック(チーピン)ばっかりでした。
(T_T)
もともと従来のオーソドックスなグリップは、手首(=フェース)を回転しやすいグリップです。
親指をシャフトのほぼ同じ位置に重ねてグリップすると、その両手を右にも左にも90度ぐらいは容易に回転できます。
このグリップは、テイクバックで右に90度、フォローで左に90度 ( あ、右利きの場合です。) ちょうど回せるグリップです。
元祖ハンマー打法は、そのまま、右に90度回転したまま、そこから両手首をターンさせずにまっすぐ振りぬきます。
でも、左右回転の可動性が高いままスイングするので、気を許すとすぐに左回転してしまいます。
そうなるとフェースが左回転して、かぶってしまい、どフックになってしまいます。
(右回転はしません。最初から限界まで右回転した状態ですから。)
僕のグリップは、右手首は通常のグリップから右に90度回転しているので、それ以上右には回りづらいです。
そして、左手首は、できるだけウィークに左回転させてます。両てのひらがどちらも天を向いてる感じです。
こうすると、右回転は右手が抑制し、左回転は左手が抑制してくれます。
なのでスイング中に、どちらへも手首がターンしにくい、つまりフェースがターンしにくい(できない。笑)グリップです。
オーソドックスなグリップとは対極にあるグリップです。
「それで、打てるのか?」って心配されるかもしれませんが、問題ありません。
完璧に打てます。ちょっと左手がしんどいですけど、、。
(^^;;
「基本」は以上です。
色々と調整を重ねてきて、他にもたくさん気をつけているポイントはありますが、最新の新々ハンマー打法をどうやっているかは「打ち方」のタブをご覧ください。
ちなみに、スイングの間じゅう、ずっとフェースをスイングプレーンに垂直にキープできれば最高なんですけど、
人間の体はいろんな関節がたくさん有って、機械じゃないので、「完全にフェースターンしない」は、どうも無理そうです。
一時期この「完全にフェースターン無し」にトライしてて左の手首を傷めて再起不能になりかけました。
今は、「完全にフェースターン無し」は目指していません。
もちろん「できるだけフェースターンを抑える」は意識していますけど、
・左腕とシャフトをアドレスで一直線。
・右手を超フックに握って「意識としてターンさせない。」
これだけを注意しながら、できるだけ繰り返し精度を上げることだけを試行錯誤しています。
もし、「新々ハンマー打法にトライしてみよう」という方がいたら「完全にフェースターンを無くす。」のはトライしない方がいいです。
自分の体と相談しながらやってください。私は一切責任持ちません。
m(_ _)m。