フェースターンを抑えこむには

まず、プロゴルファーのトップをイメージしてください。トップで腕とシャフトはスイングプレーンに入ってます。
フェースはスイングプレーンに平行になっているはずです。
もしかするとわずかにずれてるかもしれませんがスイングプレーンの面とフェースの面は三次元の中で、ほぼ平行になってるはずです。

ここから、インパクトまでの間のどこかで、フェースを９０度回してインパクト時点では、スイングプレーンとフェース面を垂直関係にしなければなりません。
これは幾何学上避けて通れません。なので、このトップだと、フェースターンさせない、というのは不可能です。
もしフェースターンさせないとインパクトではボールの飛球方向とフェース面が平行になりますので、フェースでヒットするどころか、ソールでヒットしてしまうことになります。


ではどうするか？

簡単です。

シャフトを９０度回して、スイングプレーンに対してフェースが垂直になるトップを作ればいいです。
とりあえずは、腕も体もグリップも何も変えないで、シャフトだけシャットの方向に９０度回せばＯＫです。ただし、トップの状態で！！

そこから、ダウンに入ってもずっとフェースがスイングプレーンに対して垂直をキープしてください。
そのためには、そのトップからインパクトまで、腕と手首を回転させないでください。
でインパクト以降も「できるだけ」腕と手首のローテーションを抑制します。

ただ、インパクト以降は本当はどうでもいいです。よく、「フィニッシュの形を決めろ」といいますが、物理的にはフィニッシュはどうでもいいずです。
実際には、インパクト直後数センチ〜数１０センチは大切です。
実際のインパクト(ボールとヘッドが接触している時間は10000分の4秒（ 0.4mSec ）程度らしいですが、
その瞬間を人間は明確に感知できないので、ボールのある位置から最低10センチ程度ヘッドが通過するまで、
スイングプレーンに対して垂直をキープできれば、ボールは完璧にまっすぐ飛んで行ってくれます。


ほ〜ら、できた。簡単でしょ？
(^0^)


・・・

うっそ〜〜。
言うは易く、行うは難し。

そんなに簡単じゃありません。

これを実際にやるためには、オーソドックスなゴルフのスイングと全く違うアドレス、グリップ、手首、腕の使い方が必要となります。